/6/7 東京新聞報道
/ 遺産分割や破産などの手続きをIT化し、オンラインでできるようにするための関連法の改正案が6日、衆院本会議で賛成多数で可決、成立した。公布後5年以内に手続きの種類ごとに順次施行される。民事訴訟については昨年5月、提訴から判決までをIT化する改正法が成立している。遺産分割や離婚調停などの家事事件のほか、破産の手続きや財産を差し押さえる民事執行などが対象。これまでは裁判所に郵送したり、持参したりしていた申立書を、オンラインで提出できるようになる。裁判所に出向かなくても、ウェブ会議を活用し、当事者や裁判官を交えた協議に参加できるようになる。